企画展

企画展

2014年10月18日(土) 〜 2014年11月4日(火)

亀井武彦の玄亀ANIMA展 [よきことあれ]

全室

  • 終了

2014年10月18日(土)~11月4日(火)
午前10時~午後6時
10月24日(金)・10月31日(金)は20時まで開館

一般300円
高校生以下・障害者・70歳以上無料

品川・戸越銀座出身の亀井武彦氏の多岐にわたる作品世界を展示。

概要

品川区民芸術祭2014の一環で、品川区と共催の0美術館企画 展「亀井武彦の玄亀ANIMA展ーよきことあれ一」を開催します。

亀井武彦氏は、品川・戸越銀座に生まれ育った画家で、映像作家・墨描家でもあります。
少年時代、品川・荏原地区の昭 和20年5月24日の空襲によって同区域の面積の7割が焦土と化したなかでの体験や戸越小学校の担任の先生との出会いを原点とし、その後サントリー社宣伝部から独立したサン・アド社の創立に参加した際の独創的発想や技術が亀井氏に大きな変革をもたらしたといえましょう。

さらに国内外での創作活動等を通し、亀井氏と相対する芸術家諸氏には亀井氏の人間としての魅力を感じた交流がありました。
そのなかには、品川生まれの映画監督・黒澤明氏がおり、写真技法を学んだという写真家・石元泰博 氏(品川在住)など、枚挙に暇がありません。
また彫刻家のイサム・ノグチ氏、ポップアートの旗手・アンディ・ウォーホール氏との 出会いや「ローマの休日」の撮影監督アンリ・アルカン氏といった多方面の芸術分野で活躍した方々との交流がその後の作品に表れていると確信するものです。

今回展示されます映像作品・墨 描画・油煙墨画(キャンドル・ペインティング)は、総じて亀井氏 自身がANIMART(アニマート)と命名したものです。とくにキャンドル・ペインティング「祈りの墨景」の多くは日本で 初公開であり、日本人古来の大和心、自然への畏敬の念を感じていただけたら幸いです。

作家紹介

亀井 武彦
雅号:玄亀阿仁磨 GENNKI ANIMA KAMEi. Artist,画家、映像作家、墨描家。

1940年東京に生まれる。桑沢デザイン研究所、シナリオ 研究所に学ぶ。1960年株式会社サントリー宣伝部嘱託を経て、株式会社サン・アド創立に参加。1966年カナダの映画会社の依頼を受けてトロント市に長期滞在。実験的なアニメ作品、絵画作品を発表。美術雑誌「アート・カナダ」のアート・ディレクターとなる。
1968年以後、アメリカ・カナダ・ヨーロッパ各地を数回訪れ、大学・専門学校・画廊・文化センターなどで映像作品を発表しながら旅をする。実験映像作品・広告表現にお いて内外の賞を受賞。1981年以後、スタジオ—アニマ主宰。以後、全ての作品をANIMARTと命名し、絵画・映像・墨描による作品制作と共に、絵本・写真・広告等の表現を続けている。

関連企画

■学芸員によるギャラリートーク
2013年10月20日(日)・26日(土)・11月4日(振休・月)
11時、14時の2回

映像紹介

しながわのチカラ アーティストって何者だ!亀井武彦の場合

品川区広報番組「しながわのチカラ」で亀井武彦が取り上げられました。

会場風景

共催

品川区

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