企画展

企画展

1987年9月11日(金) 〜 1987年10月7日(水)

杉全直展

全室

  • 終了

1987年9月11日(金)~10月7日(水)
前期 9月11日(金)~9月23日(水・祝)
後期 9月25日(金)~10月7日(水)
10時~18時30分 木曜休館

一般500(400)円
高・大生300(200)円
小・中生100円(50)円 ※( )内は20名以上の団体料金

杉全直の初の本格的な回顧展。戦前からの画業の展開とともに近年の制作がうかがわれるよう展観を構成し、油彩・水彩等60余点を展示しました。

概要

戦前から現在にいたるまで、日本前衛美術界をたえず自己革新を自らに課しながら歩んできた、杉全直氏の初の本格的な回顧展を行います。  

杉全氏は品川区大井町に生まれ、同地と姫路において多感な幼少年期を過ごしました。学生時代からシュールレアリスムの手法を使った独自の世界を開拓した氏は、戦中・戦後にかけての困難な時代において「涸れた泉」「赤い蛇」など、社会を内面からとらえた秀作を生んでいます。  

その後、氏はアンフォルメルの時期を経て、しだいに六角形の図形を構成の主体とした「きっこう」シリーズで独自の表現をつかみ、一時期を画しました。さらに70年代には立体造形にとりくみ、ふたたび80年代に平面に戻り、現在も新たな試みを続けておられます。
 
姫路私立美術館、(財)品川文化振興事業団O美術館では、戦前・戦後の美術史に果たしてこられた氏の役割を重んじ、戦前からの画業の展開とともに近年の制作がうかがわれるよう展観を構成し、油彩・水彩等60余点を展示いたします。

※杉全直氏は1994年1月永眠されました。ここに慎んで哀悼の意を表します。

関連イベント

本展は姫路展としても開催されました。
会期 1987年7月29日(水)~8月30日(日)
会場 姫路市立美術館
主催 姫路市立美術館・毎日新聞社

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