企画展

概要

O美術館開館記念特別展 日本のCGアート展　ARTS ON COMPUTER

いまやC・G（コンピュータ・グラフィックス）は、テレビや印刷物などを通して、我々の日常の生活の中に浸透してきています。また、C・Gの技術的進歩は、特に近年目覚ましいものがあり、ハード・ソフト両面での先端的開発が世界的に毎年数多く発表されています。
　
このたび、O美術館では、開館を記念して「ARTS ON COMPUTER—日本のC・Gアート展」を開催いたします。現在は芸術領域がますます拡張しつつある時代となっています。このような中で、いわゆるC・Gなどのテクノロジー・アートをも積極的に補足し紹介してゆくことは、私共の美術館の活動として今日的な意義を持つものと考えます。
　
本展では、日本のC・Gの草創期である1960年代から現在に至るまでの展開を世界の潮流の中で顧みます。また、同時に、現代におけるコンピュータとアートとの多様な関わりかたがうかがわれるように、広い意味でC・Gを把え紹介するものです。20名の作家による平面・ヴィデオ等の作品を通して、日本のC・Gの現況と問題点につき理解が一層深まれば幸いです

関連イベント

■シンポジウム　
日本のC・G（コンピュータ・グラフィックス）アートの現状と未来
日時　1987年7月11日（土）14時
出演　河原敏文・藤幡正樹・大口孝之

■パフォーマンス　CAGE
日時　1987年7月19日（日）　13時、15時、17時
パフォーマー　平川和宏
演出：土佐尚子（映像）／RA（音）

図録

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