企画展

企画展

1999年7月17日(土) 〜 1999年7月28日(水)

メビウスの卵展

全室

  • 終了

1999年7月17日(土)~28日(水)
10時~18時30分 木曜休館

入場無料

見て、聞いて、触れて、体験する、、アート&サイエンスの展覧会。

概要

東京展は、全国のメビウスの卵展にとって、アンテナであり、ショーウインドでもあります。
メビウスの卵展全国展の五周年を迎える今年は、仙台、大阪、京都など、各地からのアーティストも合流して、観客参加型展示物の多彩な実験を繰り広げます。

工学系の展示もあれば、障害の有無を超えて「五感」で物を作るワークショップもあります。芸術と科学と福祉という、一見、水と油のような異分野同士が「新しい関係」を結ぶための文化的な基盤を探る、東京展でのチャレンジは、今年も、ますます積極的に行われます。

今年度の大きな特徴は「バリアフリー」「五感」などのテーマを持つワークショップと、共同研究作品です。

ワークショップは、昨年来の「バリアフリーな展覧会の運営」の延長線上にあるもので、視聴覚障害のアーティスト、研究者との共同作業を、展覧会の内容にまで踏み込んで行います。

また、観客参加型の展示にとって描くことのできない、異分野(芸術・科学・福祉)同士の交流から生まれた作品を、クローズアップして、共同研究の可能性を探っていきます。

講演会では60年代美術運動の中の「観客参加型展示」のルーツといえる「時間派」グルーブの全貌を紹介します。

関連企画

■ワークショップ 14時~15時30分 定員20名 催しによって材料費が必要
7月17日(土)万目鏡からコンニチハー鏡で世界を見つけにいこうー
7月18日(日)光ファイバーで絵を作る

<折り紙のアート&サイエンス>
7月20日(火・祝)<紙を折ること>からのアート&サイエンス
Aプログラム14時~15時30分
Bプログラム16時~17時30分

<バリアフリーな展覧会のためのワークショップ>
7月18日(日)、24日(土)、25日(日)13時~14時 無料
2人で見て、はじめてわかること

<五感の重なりを体験するワークショップ>
7月23日(金)音とかおりのワークショップ
7月24日(土)触覚と形と香りの和0区ショップ
7月25日(日)自分の声を形にして見る、触れる

■講演会「メビウス・トーク!」

7月17日(土)17時~18時30分 
「時間派の軌跡 1964~1967」
 69年代美術運動の中で「観客参加型の展示」「知覚の探求」を推し進めた特異なグルーブの全貌を、写真とともに紹介します。(資料協力/時間派、芸術新潮編集部)

7月18日(日)12時~13時30分 
「それぞれのメビウスの卵・参加と展開」
 各地の実行委員、バリアフリーの立場からかかわっている協力者、関西からの出品者を交えて、全国各地の「参加と展開」の話を伺います。

7月20日(火・祝)15時30分~16時 
「<紙を折ること>からのアート&サイエンス」
 「紙を折る」ことの向こうに、芸術、科学、デザインの豊かな可能性を見る、若手の作家たちの仕事を写真を交えて紹介します。

共催・協力・後援

共催   東京展実行委員会
協力   "来るべき芸術"のためのワークショップ、品川手話サークル
共同研究 NEC、NECデザイン
助成   芸術文化振興基金

チラシなど

チラシダウンロード

PAGE TOP