企画展
1991年7月27日(土) 〜 1991年8月7日(水)
メビウスの卵展
全室
1991年7月27日(土)~8月7日(水)
10時~18時30分 木曜休館
入場無料
見て、聞いて、触れて、体験する、、アート&サイエンスの展覧会。
音あそび、動くイメージ、視覚トリック、幾何学あそびなど、芸術と科学の境界線領域をテーマに、美學校の、ちょっとねじれたメビウスの卵たちが企画した展覧会です。
概要
発見・発明の代名詞である「コロンブスの卵」と「メビウスの帯」を発明した数学者メビウスにあやかったもので、美學校・芸術科学実験工房の修了生たちが中心になって企画した<芸術と科学>の展覧会です。
アメリカの先進的な科学博物館<エクスプロラトリアム>では、来館者が自分で触れて楽しめる<観客参加型の展示物>を、芸術家が科学者と一緒になって作り、陳列していますが、そうした<展示物>の展覧会を、生徒たちが試みました。古い<科学的な展示部>のイメージは<体系的>で<説明的>ですが、ここでは芸術家の卵たちが自由奔放にチャレンジして、まだ未熟ですが、「科学的な原理を感覚を通して理解する」新しいタイプの展示物の世界を作ろうとしています。
展覧会は<幾何学の遊び><視覚のトリック><動きとイメージ><音あそび>のセクションに別れ、すべて入場者が自分で触れて、体験することができる展示物からなっています。
関連事業
■科学と芸術のワークショップ 16時30分~17時30分
7月27日(土)、8月3日 色彩の不思議体験
ゲーテの色彩理論に基づく不思議な世界へご案内(夕焼けの大気の色を実験室で再現、白黒のスライドをカラーに変える、など)
7月29日(月) 音が生み出す不思議な形
自分の声が簡単な仕掛けによって「目に見える形」に変わるのを体験
8月4日(日) 幾何学のあそび
エッシャー的な世界にチャレンジ (定員20名)
8月7日(水) 音あそびの会
いろいろな「音具」に触れることを通して、自然音やふだん私たちが使っている道具に秘められた美しい音の世界を体験。
共催・後援など
共催 メビウスの卵展実行委員会
協力 美學校芸術科学実験工房、”来るべき芸術”のためのワークショップ
後援 ハイネケンビール