企画展

企画展

1989年12月9日(土) 〜 1989年12月20日(水)

東京の街並みを描く 1989 しながわ作品展

全室

  • 終了

1989年12月9日(土)~20日(水)
10時~18時30分 木曜休館

水辺、橋並み、家並み、坂道、歴史的建造物などをテーマに行った写生会の成果を展示。東京を撮り続けている三軌会写真部東京の作品もあわせて展示しました。

概要

文化を育んでいく上で景観の持つ意味は大きく、そこには生活のさまざまな表情と記憶が刻まれています。水辺、橋並み、家並み、坂道、歴史的建造物・・・・。  
江戸の昔から、いく世代にもわたって私たちのくらしが営まれてきた空間がそこにあり次世代に引き継がれていく時間の流れがあります。  

本展は、そういった街並みにあらためて光をあて、あるいは、新たな発見を期待して行われた写生会の成果です。
「しながわの街並み」を会場としましたが、出品者は品川区民に限らず、広く都内各地から参加された方々です。  

絵筆に託された「しながわの街並み」に、そのやさしさや意思あるいは微妙な感情のひだに至るまで読み取っていただければと願わずにはいられません。  
そしてこの試みが地域から地域へとバトンリレーされていくことも。  

また今回の展覧会では、東京という都市の表情を精力的に撮り続けている三軌会写真部東京の方々の「しながわ」への取り組みを参考展示させていただきました。題して「品川夢紀行」。ファインダーに凝縮されたモノトーンの世界に、この土地の気風は漂っているでしょうか。

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